8月11日放映の
和風総本家で
マラウイの方の取材を受けたお話。
当日は現地の言葉だったので、英語の部分がすこーしだけわかったくらいで、
放映されてから、どんなお話をしていたのかは初めて知ることができました。
日本の取材の多くは
江戸切子ということで、
伝統工芸をメインに、日本的な文化性というものを強く打ち出すように求められることが多いのですが、
今回の切り口は同じ伝統工芸でも「職人」というものが、勤勉性・継続性が、日本のビジネスの一つにつながっているというもので
職人=ものづくり
だけでないところにきちんと着目をしてくれていたのが
印象的でした。
でも、これって、ぜんぶの職人に当てはまっているわけではなくて、
弊社の工房では数年前から、意識的に
「売れるとは何か」「世界的に理解できる美しさとは何か」といった
ものづくりとビジネスをとても近づけて考えられるように
職人同士で話し合いをしていたことの成果ではないかと思いました。
毎日同じものを継続的につくっているだけでは
ビジネスにならないし、
ビジネスにならなければ存続は難しい。
取材を通して、
自分たちもまた考えることができる機会となりました。
ただ面白可笑しく日本を紹介していない視点、
日本の良さを伝統工芸の世界にとどめなかった点、
今回はとても勉強になりました。