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マエストロの力
 創業63年になる工房になりますが、

 長く続ける

 ということの意味は

 昔の方法を継承するのではなく

 昔の方法を改良しながら続けていく

 ことだと考えている。

 カットだったら、江戸時代の頃は砥石にようなもので、硝子に傷をつけることをカットといっていたようで、

 その頃の道具に比べたら、はるかに精度の高い機械や、様々な工具があるのだから、

 江戸時代のカットよりもさらに精巧なもの

 でなければならないはずである。

 伝統継承というと、技の伝授というイメージがあるが、

 技術革新

 という言葉のほうがよりふさわしいと思う。

 毎日「こちらのやり方のほうがよいのでは?」

 と工夫を続けることが必要である。

 ちなみに、うちのマエストロ(おお!久々の呼び名!)の技術力は、硝子だけでなく、ものづくり全般に及ぶ。

 天井の壁紙がはがれれば、自分で修復する。

 かつて手作りで暖炉を制作した。

 真空管の制作に凝った頃何台も制作。お客様にプレゼントしたこともある。

 私の高校の工芸の課題であった「指輪」も数時間で制作してしまった

 手品の道具も制作したことがある

 ・・・などなど。

 これはほんの序の口です。

 つまり、マエストロは、デザイン力も技の力も持っているのだが、一番の凄さは

 道具の製作力(工夫力)

 にある。

 彼の目はきっと、常に、世の中にあるものが道具に見えるのではないかと思っている。

 ランプの制作も独学で学び、一人で組み立てることができる。

 次なるチャレンジは・・・と思うと、かなり楽しみである。

 

 
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by littlehanashyo | 2008-10-11 10:42 | 江戸切子
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