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芸術と工芸のあいだ
 スタッフの採用面接を今しています。

 かつて、面接をされる側だった自分が今度は採用をする側へ・・・。

 いつも私が聞くのは

 「アーティストになりたいのか。それとも職人になりたいのか?」

 ということです。

 弊社では職人を希望しているのですが、要するに

 「働いている工房をよくしたい!」と思えるかどうかということになります。

 要するに仕事の上でも「華硝ファン」になれるかどうか・・・ということです。

 でも、面接してると、割と、アーティスト志望のほうが多いです。

 何でかな?やっぱり、自分の名前を出していきたいってことですかねえ。

 でも、アーティストの世界って孤独で、結局、こうした永遠の技術職の場合には、

 一人の力よりも大勢の力のほうが、技術の力は向上する

 と私は思っています。

 というのは、道具にしたって、やっぱり、企業として購入できるからこそ、高度なものが手に入るし、何よりも、いつも、競争がある。

 目の前の誰かの作るもの以上によいものを作ろうというモチベーション

 は作品づくりに本当に大きいと思います。

 あくまで個人的な意見なのですが、

 工房の職人という制度が工芸においては脈々とつながっている理由の一つが、このあたりにあるからではないかとは思っています。

 (よく考えれば美術だって狩野派は、アーティストであり工房だったし・・・)

 

 
by littlehanashyo | 2008-09-11 10:36 | 江戸切子
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