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オリンピック開会式における日本の文化の独自性の考察
 「オリンピックの開会式は8時からだよ」と人に言われ、あわてて帰宅。

 現地時間の8時じゃないですか!?

 というわけで、9時からしっかり見ました。開会式。

 同居人も一緒に見てたのですが、紙すきの場面で

 「え、紙って日本のものじゃないの?」

 と一言。

 「和紙は日本で生産したものだけれども、もともとの製法は中国から伝わったって高校日本史の教科書にあるよ。曇徴(僧)が伝来したって入試でやった」

 うちの社長の持論が

 「なんで日本っていうと紙と竹なんだ!
 中国だって紙と竹だ!」

 ということを、開会式でありありと実現されたような気がしました。

 じゃあ、日本の文化って何?

 と問われると、製品そのものは外来であっても、その製法を学び、よりよいものにしていく

 技

 が日本なんだと私は思っています。

 たとえば、伝来というと、どうしてもその製品に主眼がおかれがちですが、
たとえば、鉄砲だって、「ねじ」の存在を知れば、それを制作することができるとか、

 火薬から花火を制作してしまうとか、

 技に対する工夫という点に日本らしさがあるような気がします。

 製品重視じゃなくてプロセス重視だから、感性でものを見ることができるところに、

 日本の審美眼

 があるように思います。(これは仮説ですが)

 今まで、バブルだの、高度経済成長など、経済の部分での成長を重視していた頃は、きっと、

 製品の価値

 というところに重点があったと思います。
 海外有名ブランドだったり、「高価だからよいものだ」といった発想ですね。

 でも、逆に、今、経済的にはあまり良い状況ではないけれども、ライフスタイルの重視など、個人の内面性を大切にしている状況の中では、

 製品のプロセス時のクオリティ

 がものを見るときの一つの物差しになりつつあるように思います。

 だから、紙も竹も日本でも中国のものでもいいから、

 製品の制作における技

 を日本は独自性として打ち出せるといいなと私は思っています。
 
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by littlehanashyo | 2008-08-09 11:58 | 江戸切子
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