カテゴリ
最新のトラックバック
明治政府の心意気
 展示会を前にして、慌ててデザイン会社さんにパンフレット制作を頼む。

 水曜日に依頼して直ぐに対応してくださって、できました。

 たった今。あまりのかっこよさに、出来上がったら財布に入れておきます!

 「そうそうこういうのだよ」

 と、自分の感性にひびきました。
 
 カード制作にあたり、実は、私がとても大切にしている明治政府の工芸品輸出戦略のお話をあわせてさせていただきました。

 明治政府が海外における万博出展にあたって、その目的を日本製品の

 「輸出拡大」

 にしており、そのために、日本のイメージを効果的に演出する必要性があると考えます。

 パビリオンに金閣寺をたててみたり、などはその代表です。

 美術工芸品に対しては

 「妙技を示し名誉を掲くる」を目指し、

 「国家的の観念を以って本邦物産を会場に表すること」としています。

 (吉見俊哉著 博覧会の政治学 中公新書 1992年)

 私はこの「妙技」という言葉が大好きで、実は、度々自分の文章やらパンフレットでは用いています。

 それから「国家的の観念」というところも。

 つまり、

 日本代表としてすごいもん見せろよ!

 と政府が励ましているのが、いいなあと思って。

 対してつくる側も

 日本代表としてすごいもん作るよ!
 
 と受けて立っていたところがますますいい。

 この心意気関係が、いいものを生み出すファンダメンタルな部分になっていたのではないかなあと。

 売る製品をつくらなければ存続はないかもしれない。お金にすることは本当に大切だと理解している。

 だけど、それだけではないはずだ・・・と。

 人々はきっと「凄み」が見たいのだと思う。

 買う買わないではなくて「すごい技」「すごいデザイン」きっと圧倒されるものを見たいと思っているのだと思う。

 そういう人がつくったものだから、買おう。

 と思い、はじめて売れるのだと思う。

 作り手の責任として、生涯、人々を驚かせる作品をつくること。それを背負えないようでは

 日本代表のものの創り手

 になれるはずがないと考えています。

 (展示会前に武士の立会いみたいなコメントとなりましたが、そういう心意気で臨んでいます)
[PR]
by littlehanashyo | 2008-06-06 18:37 | 江戸切子
<< リニュアルします 漫画ネタでごめんなさい・・・ >>
トップ

華硝の江戸切子について
by littlehanashyo
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧