本日テレビの番組撮影がありました。
詳細は後日。
それにしてもテレビのスタッフの方々って本当に動きが機敏で、細やかで、素晴らしいなあといつ見ても思います。
今日のスタッフの方々も大変優しくて丁寧で感心させられることばかりでした。ありがとうございます!!
放映日などはまたご連絡いたします。
そのときに話の中で
「江戸時代では切子ってモダンだったんですよね」という話になり、
そーいえば、舶来ものの硝子なんだから、当時は保守的なものではなくて斬新なものだったはずだと・・・・改めて思い返しました。
目からウロコです。
考えてみれば、他の伝統工芸だって、当時は最新の技術だったり、デザインだったりしたわけで、何も
伝統工芸=バック トウ 江戸時代
ではないんですよね。
伝統工芸=当世の最新技術で魅せる工芸
でもいいんだなあと。
昨日も某テレビ番組で「伝統工芸で新ビジネス」というものを放映していましたが、
今日の論理でいえば、
そもそも、伝統工芸=新ビジネスであって、両者は、江戸時代からイコールのものなのだといえると思うのですよ。
だから、職人=衰退(という業種もあると思いますが)ではなくて、職人=クリエイターだし、アーティストでもあって、はたまた哲学者でもある。そして、ご時世を把握という点ではマーケティングも知るべきだし、事業のデザインもできなければ生き残れない。
実に複合的な要素が絡んで成り立っていると思うのです。
職人=ものづくり
という考えに、ちょっとプラスアルファ必要なのかなと思う次第です。
これって結構、ヨーロッパでは昔から当たり前みたいですけどね。