さあ、みんな「なぜ?なぜ?江戸切子」の時間だよ。
今日の疑問は何かな?
ヴィレッジ・バンガード(大好きなんです。何時間いても飽きない!)に行ったら、「タップ」が売っていて大感激。即購入。
タップとよしさん。「1・2のさんすう」(BY NHK)大好きだったなあ。
と、ひたっていたので、NHK教育番組おねーさんふうにはじめました。
すみません。個人的趣味です・・・。
さてさて、本日の疑問は・・・
Q 華硝の江戸切子は色が鮮やかなのはなぜ?
A
これはよくお客様にいわれます。ありがたいです。
ガラス本来の色は、華硝にある色ですが、よく町でみかける江戸切子は、なんだかうすーいものが多いですね。
赤なのにピンクでしょーみたいな。
それは、カットした部分を再度磨くときに、華硝では手で磨いているのですが、大量生産のものは硫酸とフッ化水素という薬品にどぼんとつけてしまうため、ガラスの色まで酸に溶けてしまうのです。
そのため、せっかくのきりっとしたカットも溶けてしまい、色もうすくなってしまい、ガラスももろくなってしまい「江戸切子」のよさが失われてしまいます。
色がくすんでるなあと思ったら「これって酸磨きですか?」とお店で聞いてみるといいと思います。
ちなみに酸磨きも決してお値段は安くないので、じっくりと見極めてください。
これに関してはブログでもしつこいのですが、はっきりいって、いやなんですよ。
私は専門店のおうちで育ってるから、専門知識があるから、ほんものの江戸切子がわかるけれども、お客さんは知識がたくさんないから、「江戸切子ですよ」といわれれば、酸磨きだって買ってしまう。
高いものだから、何度も買うものじゃないのだから、本物の江戸切子がどういうものかちゃんと知ってもらって、いいものを知ってほしいというのが、私の願いなのです。
しつこくてすみません、でも手磨きのよさを知ってください!