江戸切子に関するブログってどれくらいあるんだろう?
と疑問がわき、検索。
お、多い。なんなんだこの数。
読めないよ、全部。
うちは江戸切子一家です。家族全員江戸切子のお仕事に従事してます。
だから世間の皆様は「江戸切子」にどんな関心を持っているのかなと思って、検索したわけです。
「メジャーデビューしてたんだ・・・」
わたしが小学生のころは「マイナーリーグ」所属の日本の伝統工芸でした。
「うちのおとうさんは江戸切子を創っています」というと、たいてい
「なにそれ?」といわれたものです。
そして、説明。
「ガラスにカットをする仕事です」
「ああ、バカラのこと」
それは、フランスの伝統工芸ですからあっ!
日本人なら日本のこと知ってろよ~!!(小学生の心のさけび)
でも。
いつのまにか「日本の伝統工芸のA代表」になっていたみたいです。日本代表入り。
世界へデビュー。
注(江戸切子一家はサッカー大好きなので、たびたびこのたとえが登場予定・・・)
うちのマエストロがいうには(父のこと。今後もこうよびます。なんせ、江戸切子界ではトップだといって過言じゃないと私は思うので)
「ガラスは世界共通だから東京発のブランドとして江戸切子をこれからも創りたいんだよ」
ブ、ブランドですか。
ぐっちやえるめすやしゃねると並ぶ「TOkYO」発ですか・・・。
いいなあ。「TOKYO発」。ブランド化計画。
日本が発祥の世界に通用する作品づくり。わくわくします。
Jリーグから日本代表。そして、
レアル・マドリード入りだね。マエストロ。
(音楽とサッカーが一緒だよ・・・)
夢を語りました。
でも、自分のうちで創っているからではなくて、わたしは、江戸切子が好きです。
きらきらしているカットをみているだけで、元気になります。
だから、江戸切子について語り続けます。
あ、そーだ。
華硝にて作品はご覧いただけます。