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「場」をつくるということ
 先日から海外の方とお話する機会に恵まれ、みなさんがおっしゃることは

 「日本製のものはなぜかプロダクト製品ばかりが海外に出回っている」

 ということでした。

 もちろん技術的にもデザインとしても良いものだと認識はしているのですが

 「もっと新しい発想のものが見たい」

 という希望があるとのことでした。

 確かに、自分自身が百貨店なりセレクトショップなり行っても、

 「思わず魅入ってしまうもの」

 に出会える機会が少ないように思えます。

 以前よりもはるかに「モノが多い」状況となり、

 似ているものが多いこと。

 直販でなければ冒険されたものは手に入らないこと。

 といった、モノに対して非常にビジネスの要素が入り込みすぎてしまうことにあると思います。

 数を売らなければ儲からない

 ものばかりあふれていれば、それは、「魅力」になりえません。

 もっと、自由にオリジナリティの発想を持ったものづくりを続けることは、絶対に必要で、かつて明治の頃には、たとえば、玩具などは、輸入額の大半を占めていたといいます。

 精巧な技術と新しい発想

 が日本の玩具のプライオリティだったようです。

 そこで昨年から「発想」重視のものづくりを、他の工芸の方と行いはじめました。

 高岡銅器の能作さんとは1年がたち、今年は今までにない技術の提案をいただきました。

 ただ製品だけを一度一緒に作って終わりではなく、「続ける」ことのできるコラボレーションを行っていきたいと思っています。

 「コラボレーション」というよりも「交流」と私は考えていて。「交流」することで、ものづくりを行う方々が良い発想をし続けることができるようなそういった「場」でありたいと思っています。

 そうした「場」をつくることも今年は考えています。

 「技術」は自分たちの努力で身につけることができます。

 でも、「発想」は人々の交流の中で生まれるものだと考えています。

 この2の財産を持って「ものづくり」を続けていきたいと思っています。

 

 
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by littlehanashyo | 2009-03-23 10:38 | 江戸切子
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