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テーブルウエアフェスティバルにて
 毎年、この時期に開催される

 テーブルウエアフェスティバル(東京ドーム)

 に、辻与製陶所さんが今年出展しています。

 辻さんを紹介してくださった山源梶田商店(美濃焼)の梶田さんと一緒に、展示会に昨日言ってきました。

 ドームといえば・・・巨人戦(1回)、マドンナのコンサート(1回)、ポリスのコンサート(1回)という、3度の経験しかないため、
 
 「ドームでテーブルウエア」がぴんとこない中、経験者の梶田さんに

 「長時間いると空気が薄くなり、酸欠状態になりますよ」

 と言われ、どきどき。(実際、経験することになりました)

 辻さんはブログにも何度も登場しているように

 ランプを一緒に制作している有田焼の会社さんです。

 江戸時代からはじめ、技を継承している工房で、ご一緒させていただくのもおこがましいような・・・素晴らしい技術力を持った窯元さんです。

 今回、弊社作品と有田焼と国産ランプを一緒に展示してくださるということで、見に行ってきました。

 画像でご覧下さい。

 「かっこいい!」でした。

 日本日本していないのですが、色合いのシックさ、上品さがあり、

 欧米でもなくアジアでもない無国籍な印象のものに仕上がっていました。

 有田焼と江戸切子というい異素材だからこそ生み出せたものだと思います。

 辻さんの発想に感動をし、率直に伝えさせていただきました。

 他にも私の心に光る作品の数々があり、思わず購入させていただきました。

 技術と発想があることはもう事前にわかっていたのですが、

 何よりも

 ゆとり

 を感じさせるところが辻さんの工房にはあります。

 この「ゆとり=遊び心」が、実は、今後残れる工芸か否かの分かれ道になると私は思っています。

 今まで数々の業種の方々にお会いしてきましたが、

 たとえば歴史の生み出すゆとり(由緒正しい工房であること)

 や、独自の技術があるからこそのゆとり

 といったものは、必死になればなるほど、遠のいていくものだし、

 簡単に手に入れることはできません。

 たとえば、親しくさせていただいている長野県の内山紙さんの和紙の製法は

 「雪さらし」

 という、雪を用いた方法で製品をつくりあげています。

 これを他の産地が急に真似できるわけもなく、この部分をデザインという視点だけで取り入れることはできません。

 (せいぜい、雪のロゴマークを製品に入れるだけでしょう)

 雪さらしは、「ゆとり」につながっていきます。

 製品をあくせくつくらない、丁寧なつくり。独自の方法。歴史を積み重ねた方法。

 それがいずれ「ゆとり」として、作品に表れてきます。

 それを感じとれるかどうかは、職人同士以外無理だと私は断言します。

 梶田さんとも最後に話したのは

 「自分の産地に閉じこもらないで、互いが情報交換をし、良いものをさらに生み出すことが大切だ」

 という結論でした。

 この結論を行動し、結果を出していきたいと思います。
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by littlehanashyo | 2009-02-02 11:14 | 江戸切子
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