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なぜ直販にこだわるのか①~こたつ以後
 こたつから店舗販売へ・・・。

 直面した壁は「販売」というシステムだった。

 通常、江戸切子の場合は、

 硝子メーカーから注文 ⇒ 下請け制作 ⇒ メーカーが問屋へ

 ⇒ 問屋が百貨店などへ卸す

 という流れで販売が行われている。(今でもほとんどがそうです)

 それが

 制作 ⇒ 販売

 という流れになり、創り手=販売員にならなくてはならない。

 節子が販売担当は決まっていたが、

 場所は?広告は?価格は?

 主婦が初めて直面する数々の問題。

 これらは税理士さんの相談のもと解決していくことはできた。
 
 場所はとりあえずこたつを什器に変えて、リビング兼店舗で始める。

 一番の問題は・・・

 「熊倉硝子工芸の江戸切子って名前じゃ買わないんじゃない?」

 ということだった。

 「バカラのグラス」「ウエッジウッドの食器」「アルマーニのスーツ」

 ブランド名がみなカッコイイ。外国人の名前はそのままブランド名になる。
 
 が、日本名の場合、どうしても見劣りがしてしまう。

 ましてや

 「熊工の江戸切子」では・・・。まるで熊本県の工業高校の名前みたいだ。

 将来的は世界の硝子メーカーになる

 という野望のもと、販売会社を別の名前で立ち上げることとなった。

 それが

 「株式会社 江戸切子の店 華硝」である。(当時は有限会社だった)

 今から16年前、こたつ店舗から「華硝」が始まったのである。

 「華やかな硝子」を制作するというそのままの略語名であったが、「華硝の江戸切子」となったことで、

 本格的に「直販」が始まるのだ・・・という身の引き締まる思いがあった。

 が、家族はこの直販が始まったことにより、生活の変化を余儀なくされることとなったのである。

 「深夜のシールはり」「食事テーブルはどこへ消えた?」など、数々の試練(?)を乗り越え、「直販システム」を確立していくこととなった。

 それが何よりも良かったと今でも思っている。

 

 
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by littlehanashyo | 2009-01-22 11:09 | 江戸切子
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華硝の江戸切子について
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