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25ansの掲載からプライドを考察する
 本日発売の雑誌

 「25ans」

 の特集100のプライドに弊社作品が掲載。

 いやあ、驚いたの何のって

 同じページに

 ブルガリ

 ディオール

 名門一流ブランドと同じ場所に掲載。

 昨年同じく掲載していただいた「J&W」に次ぐ


 日本の硝子ブランド

 として表現してくださっている編集の方に大変感謝をおぼえました。

 だいたい、伝統工芸

 というと、私は江戸文化はむしろ好きなんですが、

 バック to 江戸時代

 になりすぎてしまい、結局、

 見世物的

 な扱いになることが多い・・・。

 江戸時代と現代が同じじゃないのだから、

 外側江戸時代を真似るのではなく

 江戸時代の本質

 を真似ればいいと思うのです。

 たとえば、江戸時代は各商人が自分の専門商品を販売していた時代で、

 今に応用するなら

 直販システム

 や

 ネット販売

 にその方法は通じるものがあり、

 たとえば、藩の専売制は

 各県の特産物に重点を置いたむしろブランド化

 であるし、

 どうして江戸時代のその方法が良かったのか

 を語ることなく、

 法被や鉢巻で「江戸時代」っていわれてもねえ・・・。

 かといって世界ブランドの方向は

 ほとんどプロダクト製品しかないという有様。

 プロダクトが悪いとはいわないけれど、中国製と並べられて区別がつく海外の人がどれだけいるのか?

 というと怪しい部分も否めない。

 正直、工芸品プロダクト化で、私はブランド化も外貨を稼ぐことは難しいと考えている。

 そういった微妙な点を最近の消費者は既に理解している。
 
 むしろ、世界のバイヤーを日本のこの亀戸に呼び込もうじゃないか

 という計画で弊社は動いている。


 それが一流になることの気概であり、「プライド」であると私は考えている。
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by littlehanashyo | 2009-02-26 13:57 | 江戸切子
向上心
 以前、区役所の職員がお店に来たときに

 「こういう仕事って勉強できない人が希望するんでしょ」

 と言われたことを思い出した。

 こうした発言がいかに品性のないものかわからない輩に、何を説明したところでわからないだろう

 ということでその場では何も言わなかったが、

 「日本だと職人=勉強ができない」

 というのが刷り込まれているのは非常に残念である。

 私も「大学院でても硝子屋さんじゃあねえ」と言われ、

 むきーっとなったことがある。

 が、海外で言うと「クリエイティヴな仕事には知が必要だよ」と言われ、尊敬される。

 「チェーザレ」という漫画では「芸術から真理を理解することは万能の人だ」と敬われるシーンがある。(イタリアルネッサンス期のチェーザレ・ボルジアの物語)

 明らかに評価が異なるのだが、いつから日本はこのような考え方が蔓延してしまったのか。

 少なくとも江戸時代の職人の仕事に、そのような評価はなかったと思われるのだが。

 理由は一つでないだろうが、悲しいことに、

 「儲かっていない」

 という事実が後押ししていると思う。

 よく良い教育をするためにはどうすればよいか?

 という問いに

 教員の給料をとてつもなく高くすることだ

 という考えがある。

 給与が高くなれば、それだけそこに優秀な人が集まってくるというのだ。

 海外で職人の評価が高いのは、やはり、優秀である事実をはっきりさせる何かがあるからで、その一つが
 
 お金

 なのだと考える。

 だから、日本では職人の地位が低いと嘆いているのではなく、

 こちらが評価を高めるよう努めていかなくてはならないのだと私は考えている。

 (お金儲けだけが良いといっているのではなく、さまざまな点で職人の知性や技能を見せる必要があるといっているのである)
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by littlehanashyo | 2009-02-24 11:47 | 江戸切子
NIPPON MONO ICHI 出展のお知らせ
 お知らせです

 NIPPON MONO ICHI

 2009/3/13(金)~3/15(日)

 リビングデザインセンターOZONE3F

 に出展します。

 入場無料です。

 日本のものづくりの最先端の作品が53社集まります。

 ここで、弊社は初めて発表する作品があります。

 新しいブランドの立ち上げを発表します。

 展示会後には、こちらのブログと新作のコーナーで発表予定です。

 
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by littlehanashyo | 2009-02-18 14:03 | 江戸切子
異素材との出会い。その心意気。
 先日、石川県の伝統工芸展にお邪魔しました。

 以前に出展した展示会でご一緒させていただきました「藤八屋」さんからのご招待。

 ガラスと漆器は全くの異素材・製法なのですが、

 手触り

 という点では全く同じ考え方。

 藤八屋さんの塗り物は、なめらかで、手にあたることが全くないのですが、

 弊社の切子も全く同じ。

 手触りがよくなければ生活に用いることができない

 という考え方のもとで制作しているからなのです。

 異素材でも心意気は同じ!

 今度は一緒に作品づくりをしましょう!

 ということになりました。

 昨年の高岡銅器・有田焼につぐ新しい素材、漆器。どのような作品になることかとても楽しみです。

 早速ご提案をいただき、やはり、創り手の方は発想が早い。

 一つ前のテーマである「即興芸術」は、発想の早さも一つにはあるのではないかと分析。

 発想、つまりインスピレーションというのは、結局、その人自身が持っている知識や経験の組み換えによって生まれるものである。

 ということは、創り手であればあるほど、その分野に対する技術をたくさん持っているために、組み換えのバリエーションが多いということになる。

 つまり、それがプロフェッショナルだと思うのだ。

 私自身、職人の定義を「技を知恵を持っている人」としている。

 異業種での作品づくりは、互いの「技と知恵」を高配させて行うこととなる。

 こうした試みを作品完成だけで終わりにせずに、さらに広め、世界レベルで行っていくことが、弊社の目標である。

 
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by littlehanashyo | 2009-02-17 14:28 | 江戸切子
即興芸術
 「宙吹」という硝子があります。

 弊社ではプレミアムアイテムの多くに「宙吹」と記載してあるのですが、

 今日は硝子の成形について書きたいと思います。

 硝子の成形は大きくわけて2つあります。
 
 1つは「型吹」。

 溶けた硝子を型に入れて吹く方法で、同じかたちのものを何個もつくるときに使う方法です。

 そして「宙吹」。

 こちらは型に入れず、空中で吹く製法になります。

 溶けた硝子を数秒間で、職人さんの発想で成形します。

 そのため、出来上がったものは一つと同じものがありません。

 溶けた硝子の柔らかさがそのまま形になります。

 触れたときの感触は柔らかく、そして重厚感があります。

 この「宙吹」、弊社の社長の得意な硝子です。

 モーツアルトは即興で新しい曲を書くことができたといいますが、社長の技も「宙吹」では、ふんだんに用いられ、新しい発想で次々とデザインを生み出します。

 今回の「宙吹」オールドグラスは一度に5個の異なったデザインで出来上がってきました。

 硝子をつくるときのカ感性も一瞬。

 硝子をカットするときの発想も一瞬。

 お互いの「即興性」がそのまま表れた芸術作品といえます。

 綿密な計画で制作した作品のよさもありますが、私はこの勢いともいえる
「即興芸術」が大好きです。

 近いうちに「プレミアムアイテム」にてご紹介させていただきますが、一足お先にこちらも紹介。


 
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by littlehanashyo | 2009-02-14 15:58 | 江戸切子
久々のヤッターマン
 驚異的な早さで帰ることができ、

 普段見ることのない

 「ヤッターマン」(アニメ・7:30~)

 を見る。

 昔見たままの声。「ヤッターマン」というタイトルにも関わらず、主役は悪役三人組。

 昨日の内容は「こぶたのマーチというお菓子にまつわる話」だったのだが・・・

 どう見ても「コ○ラのマーチ」・・・。と思いつつ見ていたら

 メカの名前も「モ○王」という最中アイスのカタチ。

 もしや、本日のスポンサーは「ロ○テ」・・・。

 (エンディングでやはり名前を発見!)

 映画やドラマでよく使われていた手法が、アニメにまで!!
 
 マーケティングの世界の激しさを身にしみてしまい、ちっとも内容が楽しめませんでした。

 むかしの漫画はもっと素直だったよ・・・。

 といいながら、今朝、コンビニで早速「コ○ラのマーチ」を購入してしまったということは、まんまとその手法にはまったという結果に!

 むかし、私も考えた。

 「江戸切子職人を職業にしたトレンディドラマやらないかなあ」と。

 でも、結局はコアなファンの獲得にはらないから、やっぱり、地道な方法、

 口コミ

 が一番なのだと、今では思っています。

(でも、こうやって「ヤッターマン」の話を書いている時点で「ロ○テ」の口コミしてるからなあ・・・この方法は一番にやった人だけが得られる口コミともいえる。)
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by littlehanashyo | 2009-02-10 11:28 | 江戸切子
日本の伝統工芸の会社が世界ブランドになれない理由 
 昨日はカタログの打ち合わせ。

 お世話になっているHさん(女性)は、雑談の中にいつもきらりと光るアイディアを披露してくれる。

 (さらに、Hさんの師匠Hさんは、さらにすご腕。私も勝手に自分の師匠としている。常に考えるときは「師匠Hさんだったら何というか?」「どうしたか?」・・・以前、「兄貴」と呼んでいましたが、尊敬に値する今は、軽々しく呼べません!)

 その中で

 「日本の伝統工芸はなぜブランドになれないのか?」

 という話となった。

 エルメスは馬具職人から始まったが、誰も今では

 「伝統工芸の工房」とよばず、「エルメスはエルメス」だ。

 「バーキン」のイメージに、職人さんがこつこつと・・・というよりは、

 高級感。ステイタス。

 といったイメージのほうが強い。

 が、かたや、日本の伝統工芸は

 法被。物産展。

 といった、祭り・・・というか生活感があふれるイメージである。

 ブランドになれない理由・・・いくつもあると思うがそのうちの1つが

 伝統工芸

 というと、すべて一くくりにして考えてしまうからだと考える。

 たとえば、エルメスはもともと馬具の工房でも、博覧会で1位の評価を得た、技術力のある工房だった。

 当時、フランスには馬具職人はたくさんいたはずで、でも、エルメスの技術は突出していたからこそ、馬具を装身具にするというアイディアを実現する力があったといえる。

 つまり、馬具の工房の中のナンバーワンであったことがブランドとしてのエルメスの基礎となった。

 が、たとえば、江戸切子というと、すべて同じもののように日本では扱われる。

 職人技というぐらいなのだから、技の違いは必ずあるはずだ。

 江戸切子でなくても、きっと焼き物も、染物も、すべての分野で、技術力n違いがあるはずである。

 人間国宝といった評価はあるのかもしれないが、残念ながら、それは日本で通用するもので、世界では評価にそのまま値しないらしい。

 となると、海外のように、グローバルな評価がない日本では、ブランドとして確立していくことが難しいといえる。

 工房ごとに違いがある

 ということを、こちらも伝えていかなくてはならないという結論に昨日はなった。

 伝統工芸というと、響きもよく、時には、そこに甘えてしまうこともある。

 けれども企業としてブランドとして確立していこう考えてる弊社にとっては、結局のところ、自分たちが自分たちで切り開いていかなくてはならない。

 エルメスは私にとっての憧れの存在です!

 (ちなみに竹宮恵子さんの「エルメスの道」(あれ、「エルメスへの道」だったかな。)の漫画はおすすめです。エルメスになるまでの歴史が書かれ、ビジネス書としても面白いです)
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by littlehanashyo | 2009-02-07 11:43 | 江戸切子
退職祝いに江戸切子
 この時期は退職祝いを目的としたお客様の来店がとても多くなります、

 皆様の共通キーワードは

 ちゃんとしたもの

 使っていただけるもの

 まさに伝統工芸品がふさわしいということですが・・・

 「使う」という視点で、「記念品」らしいものとなると、確かに

 硝子製品

 はぴったりだと思います。

 グラスを日常に使わない人はいない。

 飾っても綺麗。

 記念品らしい高価なものというイメージがある。

 自分ではなかなか江戸切子を買うには、勇気ときっかけが必要なので、

(自分にぼほうび~♪)

 人から頂くと嬉しさ倍増ということもあります。

 まるで退職祝いには硝子がふさわしいですよ・・・という宣伝みたいですが
(宣伝もあるんですが)

 こういった情報も弊社が工房直営店だからこそわかることで、つくづく直販のおかげで、良い点を感じざるを得ません。

 確かに大きな会社にはこれではなりにくいのかもしれませんが、ダイレクトに情報を得て、考えて実行できることは、何よりの財産です。

 昨今、調子がいい、ユニクロ マクドナルド ディズニーリゾート 

 ともに、共通点は、専門店であり、直接販売していること(つくること・売ることが一体化していること)だと考えます。

 売れるものをつくるには?

 という売ること=つくることが横に並んだ状態でものを考えることをする必要があります。

 (もちろん価格の部分も大きいのですが)

 なんだか、退職祝いから大きな話になってきてしまいましたが・・来週には新作プレミアムをアップする予定です。

 今回のは写真を撮る前にすでに5個売れてしまったという幻のグラス。

 必見です。(ここでもご紹介いたします)
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by littlehanashyo | 2009-02-06 11:42 | 江戸切子
伝統工芸専門店がHPに多い理由を分析してみた
 YAHOOなど検索からのキーワードはとても気になります。

 江戸切子や伝統工芸関係のHPは一通り目を通しますが、

 このところ急激に

 伝統工芸の品物販売のHPが増えています。

 私が知っている範囲で昨年末から今年にかけて3つくらい

 江戸切子

 を扱うHPができました。

 その理由を分析してみると

 伝統工芸品=店舗がない。卸売りが多い。売る店を探している。HPなら店舗はいらない。即売れる。

 という伝統工芸が卸売り販売が基本的な世界であることを利用したもの

 ものづくりの正当性を訴える。無駄なお金を使う人が今は減っている。伝統工芸=良いもの。購入者が多いのではないかという仮説。

 という、現状と伝統工芸の独自性をマッチングさせ、市場導入の時期とにらんだもの。

 結果はわからないので、正しい正しくないかはわからないのですが、

 伝統工芸の世界=穴場

 的なことを言っている人(会ったことあります)は、間違いなく事業に失敗するでしょう。

 ウエッジウッドの結果は、量産=どこでも買える からはじまったもので、

 かたや、エルメスのバーキンはいまだに根強い人気で、それは

 なかなか変えない=欠乏感 によって、価値をあげているためです。

 伝統工芸品=どこでも見かけるもの

 だったら、別に「百貨店で買えばいい」わけで、

 決して、ラクなビジネスの世界でもないし、誰も手をつけなかった分野でもないと思うのです。

 綾小路きみまろさんが、以前に「CDになるのは二番目のネタ。一番良いネタは舞台でしかやらない」と言っていましたが、

 その通りで、創り手が作品に対して主導権を持っているのだから、一番良いものは自分のところにキープしているのに決まっているのです。

 が、その良さをうまくPRできないところが伝統工芸の世界の穴場であり、

むしろ、製品そのものを販売するビジネスよりも

 伝統工芸ビジネス化専門のコンサルタント

 を起こしたほうがうまくいく確立高いと思うのですが・・・。

 私は「技術を安く売るべきではない」と考えています。

 長い間かけて受け継いだ技術は、簡単に手に入るべきでものでもないし、こうしたコンピューターがとってかわる時代に、手仕事でしかできないものというのは一つの独自性だと思うのです。

 ただ一方で、伝統工芸品の市場が拡大することは好ましいことで、その中で独自性を訴えることができれば、ビジネスとしてやりやすくなると・・・弊社では考えています。

 これからはまさにオンリーワンの時代です。
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by littlehanashyo | 2009-02-04 10:41 | 江戸切子
漫画成熟文化理論
 以前も書いたように「MONSTER」の浦沢直樹さんの漫画は好きで読んでいます。

 でも、仕事の忙しさや、「スピリッツ」(当時「二十世紀少年」を掲載していた漫画雑誌)の他のコンテンツに惹かれるものがなかったのとで、

 途中までで「二十世紀少年」は読まなくなってしまいました。

 なので、映画を見に行くことは、かなり抵抗があったのですが、

 1日は¥1,000の日の誘惑にまけて見てしまいました・・・。

 感想を書こうというのではなくて、

 私の連れ合いが見終わった後、

 「海外はこういう内容の原作は小説が多いのに、日本は漫画が多いよね」

 と言ったことがとても気になりました。

 確かに評判の高い「ブレードランナー」にしても「スターウォーズ」や「羊たちの沈黙」、「シャイニング」「ショーシャンクの空へ」も・・・

 みんな小説が原作なんですが、

 日本は漫画原作が非常に多いと私も思います。

 その理由は?

 小説の品質が決して低いとも思わないので、おそらく漫画の内容が多種多様であること、

 それは読者が多くいるため、漫画をしっかり読み込んでる人が多い文化であること。

 つまりは、漫画が成熟した文化であることではないか

 と考えられるのです。

 漫画の読み方を知っている人が多いということは、それだけコンテンツを生み出す側のクオリティの高さが必要になります。

 そこで、ふと、昨日、いただいたコメントで「格付け」の話があり、

 よくわからないものに対しては判断する目がないために「格付け」が一つのよりどころとなってしまうのではないか

 と考えました。

 「格付け」がもてはやされている分野はすなわち、

 ものの見方がわかられていない分野。成熟していないレベルの分野である可能性が高い

 ということがいえると思っています。

 となると、日本で格付けがされがちな分野は・・・

 料理(ミシュラン大好き!)

 芸術(なぜ?これが売れるのか・・・という作品の目白押し)

 教育(・・・内容よりも偏差値)

 に私は思い当たりました。

 漫画の世界はすごくストレートで好きなんですよね。
 
 面白いか、面白くないか。

 多くの人がいうことが正しい

 という理論は間違っていないのでは・・・。

 あ、でも格付けは否定しません。

 むしろ、わかりやすい判断基準のもとにつくられた格付けは、産業の成熟には必要だと考えるからです。

 (雑誌連載の漫画なら巻頭カラーがあるかないか。表紙になるかどうか?など競争があるから、成熟しているのです)

 
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by littlehanashyo | 2009-02-03 15:05 | 江戸切子
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