本日の日経MJ「新製品」のコーナーに
高岡銅器の能作さんとのコラボレーションランプが掲載されています。
コラボという言葉がかなり流行っているのですが、今回の場合は、
「国産ランプ」を制作するためにコラボをしたという、照明器具国産化計画が目的です。
日本の照明器具の多くが輸入物で、和テイストのものであっても
メイド・イン・チャイナ や ベトナム の現状。
日本の照明器具で海外に出せるものとなると、ほとんどが和紙のもの。
ということで、
違うもので国産のものでデザインも技術も凄いもの
が基礎となり、今回の制作となりました。
だから、コラボレーションといっても、以前にも書いたとおりで、そこには
ぶつかり合いの調和
というものを目的としています。
今回ご一緒にお仕事をさせて頂きまして、職人さん同士のダイレクトな関係っていいなあとつくづく思っています。
話があ うん なんです。
私のように制作に携わらないものは、どうしても言葉を駆使して説明をしてしまうのですが、
感性で会話をしている
創り手だけがわかる言葉がある
といった状況が見られました。
実はこの感性的な部分が今回の製品の完成では(うーん、シャレではないんですが)大きな役割を果たしている気がします。
これを大手の会社さんが、例えば、互いの産地にパーツだけ依頼して、組み合わせて制作しても、きっとこういう形のものにはならなかったのではないかなと。
見えないモチベーションというものをつくづく感じています。
こうした点を大事にしながら、このプロジェクトは第二弾に進んでおります。
詳細はブログや最新情報で・・・次は、あっと驚く素材とのコラボもあります。