いつも書いているのですが、しつこく。
趣味は読書。
なんですが、シリーズものを読んでいるときに、けっこうどきどきするのが。
作者が亡くなってしまったらどうしよう!!
という心配。
子供の頃からそうだったんですが、別に寿命とかでなくても、作者がこの世からいなくなる、もしくは断筆してしまう・・・ようなことがあったら、
続きが読めなくなってしまう!
と考えると、どきどき。
小説家って本当にアーティストなんだなあとつくづく思います。
その人がつくった世界は読者は共有できるけれども、一緒に構築することはできない。
他のどきどきとしては、漫画の声優さんが代わってしまうこと。(まあ、違う人に変わってもなんとかなるという例は見ていますが)
私の一番恐れている声優さん総とっかえは
「ルパン三世」。
今、この声でルパンが見られる喜びを毎回かみしめています。
人のつくるものには限りがある。
そう当たり前のことをときどき忘れてしまうことがあります。
今、目の前にあるものは有限である。それを手に入れることは優越性を感じることにもなる。
芸術を愛した人間たちが、歴史上権力者であったというのは、この点にもあるのかなと。
大量生産の場合には「平等性」を。
希少性を重視したものづくりの場合には「優越性」を。
私としてはもう少し日本は「優越性」重視の世界観があってもいいのではないかなと思うイ次第です。