このところ、技術とデザインとの関係に関して興味を持っています。
そのせいか、今朝、コンビニでチョコレートを買おうとしたときに、自分が何を基準に選ぶのか・・・被験者自分ではありますが、観察してみました。
チョコレートの場合は味=技術
パッケージ=デザイン と考えます。
たくさんあります。
今年はプレミアム戦略なのか、お値段的に高いものが見られます。
某お菓子会社は1箱=¥500。
コンビニのお菓子のお値段じゃないだろう・・・。
ということで却下。
アーモンドが入っているチョコが多いが、電車の中でむせたことがあったのでこれも却下。(好きなんですが)
一番好きなのはポルテだが、このコンビニにはない。
残念。
苺系に今日は心が惹かれる。
フルーツ入りもはやっているようで、いくつかあるが、
箱がしっかりしていて、なおかつ大きくないものは
L○OK(伏字の意味がないものになってしまった)の苺&ヨーグルトだ。
定番のチョコだけどL○OKは結構おいしいから、これにしよう。
いや、待て・・・グ○コのとろけそうなチョコもいいが・・・やはり、苺だ。
今朝の脳内を文章化してみました。
わずか3分で考えたことだけど、ここでわかることは、
①私はブランド名で決めている
②それは過去の味(経験)に基づく
③そのときの感情や状況が左右する
④デザインというところにあまり目がいっていない
ということですね。
チョコレートという味わうものに関しては、やはり技術に重点が置かれている。
ただ、これは、自分が朝の電車で食べるという状況においての判断であり、
誰かに送る
とか
おうちでごほうびに食べる
という場合では、違う判断基準になると思っています。
ということは、
技術とデザインというのは購入目的に応じて比重が変わるということですね。
「デザインのたくらみ」という本で坂井直樹さんがテレビゲームに関して
技術に懲りすぎてもデザインに懲りすぎても、売れることに結びつかないというようなお話を書いておられましたが(私の解釈ですが)
本当にその通りだなと今朝は思った次第です。
職人さんのこだわりすぎた作品も、デザイナーさんが自己中に走った作品も、結局は
消費者が購入するかどうか
がポイントになるというだと。しかし、だからといって消費者のニーズに合わせすぎるのではなく
今まで見たことがないけれども消費者が欲しいと思うような心をゆさぶる作品をつくることが
技術者、デザイナー共に課せられた課題なのでは・・・と。
思っているだけではなくて、華硝もそれを実現していかなくてはと誓った次第です。