色について。
江戸切子では紅色が赤。瑠璃色が青。葡萄色が紫。
それから水色。緑色。
ここまでが基本的な5色です。
他に、琥珀色・ピンク色が基本5色に混ざったグラデーションの硝子もあります。
これは新しいもの。
玉市松の5色タンブラーができました。
おすすめは葡萄色と水色のペア。
涼しやかでしっとりとしたやさしい感じの色合いになります。
原色の派手さももちろんかっこいいと思いますが、やはり日本の気候にはこうした淡い水を含んだような色合いが似合うと思います。
先日、インドからお客様が来店。
この組み合わせでご購入頂きました。「実に、日本的なやわらかい色合いです」
かの国の輝くばかりの黄金色の風景の中の中にもきっとその美しさは負けないものでしょう・・・。
海外の贈り物になるとつい「あちらの国の好む色で・・・」となりますが、たまには「日本で好まれている色」でお選びいただいてもいいのかなと最近思うようになりました。