手で磨いた硝子は色が本当にちがう。
薬品でラクして仕上げたものと同じだったら、そりゃあ、がっかりだ。
磨くのに必要なことは時間と技術である。
磨きすぎれば硝子がパリーンと割れてしまうし、やりすぎればかっこよかったはずのカットもなんだか丸みを帯びてしまう。
てまひまかけたものは美しい。(子供の世話も同じか?)
だからって、この間某TVで「1個磨くのに5時間もかかる」と聞いて、仰天。
5時間かかっていたら、実質8時間労働だとしたら、1日1個しかできないということだ。江戸時代のころはそうだったかもしれない。
現在の技術ではそんなにかかりません。
時間がかかるから高いなんて信じてはだめです。