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コラボの現実
 この2日間の内容は

 ものづくりの在り方についての内容で、かなり固めなんですが

 今後の日本の力にも関わると思うのであえて厳し目な見方をしております。
 
 コラボ

 という言葉、今では当たり前のように用いておりまして、

 伝統工芸の世界ではコラボというと、

 「デザイナーさんと職人さんのコラボ」をさします。

 伝統工芸の分野では、この「コラボ」がメインとなっており、

 「デザイナーと組むことで、自分たちの作品がメディアに取り上げられる」

 という認知度向上だったり、

 海外展示会への出展がしやすいだったり、

 まあ、メリットがあると考えられてます。

 伝統工芸分野で有名となっている企業は、だいたいデザイナーさんとのコラボ商品を持っており

 「組んだことによって認知度が上がった」

 「色々な人脈ができた」

 などなどいうのですが、

 ほとんど聞かないのは

 「売上」など、経済的な要素に関して。

 そのあたりはなんだかごちゃごちゃされているんですけど、

 デザイナーさんに支払った額と売上との関連性って、どうなってるのかなと思うこともしばしばあります。

 それから、

 たとえばメディアにとりあげられても

 実際のところ、「工房」とか「企業」の名前ってあまり知名度があがってる気がしなくて

 デザイナーさんの名前だけがあがっていませんか?

 と指摘したくなることもしばしば。

 コラボが悪いとか否定しているわけではなくて、

 結局は自分が自分でどうものづくりビジネスをやっていきたいか

 ということが大事だと思うのです。

 どんなに美味しいお話でも、一度、

 自分にとって必要なのかな

 と考えることが大事だと思います。

 伝統工芸の場合には、「継承」ということがついてまわって、

 どのような形で次に事業を渡すべきかというところに、

 どうしても技術の継承というものがついてまわります。 

 自分の技術でどのように利益を得るか

 というところが基礎となり、はじめて事業をつくることができます。

 弊社は職人=デザインもする

 というクリエイターとして生きていくことができるような流れを大事にしています。

 自分の技術をもう一度見直す時期に、今きていると考えます。

 華硝の職人さんがたくさん増えて、ビジネスも考えられるクリエイターが増えると、

 もっともっと日本のガラスの事業が面白くなる!と信じています。
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by littlehanashyo | 2010-10-06 19:14 | 江戸切子
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