「魔女の宅急便」という映画の中で、
主人公が魔女であることに対し、悩む場面があります。
そのときに、お友達の画家の女の子が「画家の血」という言葉で、自分の使命を説明していくのですが、
「血」
という考え方で伝統工芸はつながっているのだと感じさせてくれるせりふでした。
「職人の血」
によって、工芸品が創られると考えると、排他的な考え方に感じるかもしれませんが、
私はこの考え方が好きです。
日本の伝統工芸という脈々と続いている世界の中に生まれたという偶然性。
後世につなげるために、自分にできることは何か。
そう考えるときに負けそうになったときに
「職人の血」
とつぶやくと、今まで生きてきた数々の職人たちに支えられているような気持ちになるからです。
「血」が私にはあるのだから、きっとできると
その言葉が自分を信じる原動となります。
などど、昨日ふと思いついたことをまとめてみました。